2020/08/13
〇こちらから動画が見られます。 『空耳散歩』シリーズはサウンドスケープを「耳の哲学」にオンガクの内と外を思考実験する実験映像です。コロナ禍で活動自粛中の2020年、コネクト代表ササマユウコの個人プロジェクトとして展開しています。2014年からコネクトで展開している「空耳図書館」や音×言葉「即興カフェ」のエッセンスを感じて頂けます。...
2019/08/26
【2019年度の今後の 8/25現在】※詳細は随時コネクトFacebookイベントページ等で告知いたします。 【おんがくしつ】 ・11月2日(土)@ユニコムプラザさがみはら(実習室1)⇒お申込み10月1日から 空耳図書館のおんがくしつ①「小さな音のちょっと不思議な読書会」 (令和1年子どもゆめ基金助成事業・読書活動)...
2019/08/19
2017年度アートミーツケア学会青空委員会公募助成プログラムとしてスタートした「聾/聴の境界をきく」(メンバー:雫境×米内山陽子×ササマユウコ 主催:CONNECT/コネクト)。...
2019/08/13
芸術教育デザイン室CONNECT/コネクト(代表ササマユウコ)の見解。...
2019/08/06
2017年度アートミーツケア学会青空委員会公募プロジェクトとしてスタートした「聾CODA聴の境界プロジェクト」第2弾のお知らせです。9月9日(月)14時から16時にワークショップ研究会を開催いたします(場所:アーツ千代田3331)。第1期の活動からみえた課題や展望をテーマに、雫境(聾/身体、美術)、米内山陽子(CODA/舞台手話通訳)、ササマユウコ(聴/サウンドスケープ思考)がそれぞれの活動から話題を提供し、オープンでコレクティブな場をつくっていく予定です。 詳細は8月19日(月)にFacebookページにて。ご注目ください。
2018/08/23
「つなぐ・ひらく・考える」をテーマに芸術(芸術家)と学術(研究者)、芸術の内と外をコネクトする活動も第1期5年目となりました。今年度は総括としての「考える」を意識しながら、レジデンスアーティスト(女子美術大学講師・沼下桂子さん)の活動サポートや、次段階の「コネクト」を視野に入れた実験的な活動を展開しています。...
2017/08/18
先日「ダイアログ・イン・サイレンス」に参加しました。2012年に参加した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の「暗闇」では「見えない人の世界」を疑似体験しましたが、サイレンスは「きこえない人の世界」を入り口に、日常のコミュニケーション方法や異文化交流など、目的や得られる’気づき’にもう少し幅があるプログラムだったと思います(※詳細は専用サイトをご参照ください)。 アテンドは生まれつき耳がきこえない方ですが、最初は手話を使わずに非言語(顔の表情やボディランゲージ)でコミュニケーションを取ります。「音のない世界=言葉のない世界」ではありませんから、アテンドも参加者も言語(手話/音声)を使用しないという条件は同じです。つまり、ここで共有する「音のない世界」は「きこえる/きこえない」の’境界’にある世界です。そこでは、きこえない人の「表現力」や「伝える力」の豊かさが際立ち、参加者は彼女に導かれながら「音のない世界」を巡ります。 例えば聴者である私が暗闇で体験したような「世界の反転」は、「音のある/なし」よりは、手話でおしゃべりする聾者の輪の中に、手話を知らずひとり参加することで得られます(経験上)。繰り返しになりますが「音のない世界で言葉の壁を越えること」と「きこえない人たちの世界を知ること」は少し違います。ただし彼等が持っているノンバーバル・コミュニケーションの力、ボディランゲージや表現力から学ぶことはとても大きい。個人的には「きこえる/きこえない」という「人の境界線」が「音のない世界」を共にすることで薄らぐプロセスこそが大切な体験なのだと思いました。 興味深かったのは「言葉の壁を越える場」の案内板が文字(日本語/英語)で書かれていることでした。「非言語」という概念はやはり「言語」があるから生まれる。音声言語を使わなくても、ジェスチャーやサインを脳内で日本語変換して意味を解釈している自分を意識しました。プログラムも、手遊び(ジェスチャー)から手話(言語)につなぎながら「非言語⇒言語」のプロセスを辿ります。「言語の誕生」を考える場としても興味深いと思いました。多文化・多言語社会ではまた違った体験になるはずです。 先日、アートミーツケア学会青空委員会の公募プロジェクトに採択された「聾/聴の境界をきく」の準備もあって、あらためて「非言語コミュニケーション」について日々考えています。今回のプログラムのように音声(オノマトペや声質等)の情報が無い世界では、実はかえって非言語情報(ジェスチャーや表情)を言語(意味)に結び付けて考えようとする力が働くことが、聴者としての自身の内側の面白い発見でした。また聴者が聾者の世界を理解するプログラムと考えた場合は、聴者側から「音をなくす」ことが重要な要素なのかどうか、実は今の段階ではよくわかりません。「みえない世界の体験」には確かに「闇」が圧倒的に有効な手段でしたが、「きこえない世界」はもう少し複雑だとも思いました。なぜならそれは生きている限り、ケージが無響室で発見したように私たちの体内にはきこえる/きこえない関係なく「音」が必ず存在しているからです。音は「耳」だけが「きく」ものではなく全身で感じることもできますし、今回もヘッドセットを装着した時に最初に聞こえてきたのはやはり自分の心臓の音や呼吸の音でした。ただし周辺の環境音から自身を切り離し内側へと集中すること、この場にいる全員が同じ条件下であるという公平感を持つことには有効でした。そこからさらに「音のない世界」の奥にある「聾者の世界」を知るためには、聴者側に「音のない言葉をきく」という次段階の意識が必要になると思いました(このプログラムでも、最後にそのことが少しだけ示唆されます)。 では’本当に’言葉を排した「言葉のない対話/ノンバーバル・ダイアログ」とは何か。それは先日ご紹介した動画のように、音楽や身体表現(ダンスや舞踏)の世界では当たり前に「ある」ことは確かなのです。だからこそ、「きこえる/きこえない」を越えた「芸術の対話」を探ることにも意味があるだろうと、あらためてプロジェクトの役割も認識する体験となりました。しかし「非言語」について「言語」で説明することが本当に可能かどうか、それが最も適した方法かどうかは未知数です。(8.16 ササマユウコ) ※「ダイアログ・イン・サイレンス」は20日まで。予約は完売です。キャンセル待ちは当日の会場にて。
2016/08/29
下北沢のユニークな本屋さんB&Bにて、第6回キクミミ研究会夏の特別座談会『生きることは即興である~それはまるで’へたくそな音楽’のように』が開催されました(8月26日) 出演:若尾裕(臨床音楽)×新井英夫(体奏家)×ササマユウコ(音楽家/コネクト代表) 企画:CONNECT/コネクト 主催:B&B
2016/08/11
コネクトネットでもご紹介させて頂いた相模原市在住のアーティスト・ユニットMATHRAX(久世祥三+坂本茉里子)ご夫妻の展覧会『じぶんのまわり展』が現在、茅ヶ崎市立美術館で開催されています。昨日(8月11日)は、偶然こちらの展覧会で『視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ』が実施されるとのことで、現場の様子を見学させて頂きました。...
2016/08/08
作曲家・宮内康乃さん主宰の「つむぎね」主力メンバーでもある大島菜央さん、ArisAさん等で構成されたパフォーマンス集団「SUNDRUMサンドラム」。国内外のライブが注目ですが、今日はホールを使った初めてのワークショップということで、東大和市ハミングホールで開催されたパフォーマンスキッズ・トーキョーの公演「たいこたたいて...