泥沼コミュニティ主催「ホーム/アンド/アウェイ」が終了しました。

1日よりアートラボはしもとで開催していた泥沼コミュニティ主催「ホーム/アンド/アウェイ」が終了しました。嵐の後の静けさ。今回、路上観察学会分科会に素敵な機会を作って頂いた泥沼の皆さん、足を運んで下さった方々、興味深い他の参加アーティストの皆さま、ありがとうございました。

当初は二階モデルルームで「はしもとの音さがし」を展示予定でしたが、急遽シアターに変更となったことで、今回は少し作品性を出してみました。

展示したサウンドは、2月28日に泥沼さんや応募された皆さんと歩いた橋本4箇所(アリオ、神明大神宮、相原高校、商店街)の音を、実は少し「空耳」にして再構築しています。いつも耳にしている日常の音風景のようでいて、どこにも存在しない非日常の音です。そして時おり訪れる「無音」に偶然出会えた人は、そこに「沈黙」をききます。サウンドスケープ哲学から橋本の街を捉え直すという企画の意図が上手く伝わったかどうかは微妙ですが(笑)、泥沼の皆さんと一緒に歩かなければ、路上観察学会分科会から橋本のサウンド・インスタレーションやZINEが生まれることは無かったかもしれません。「歩く芸術活動」の新たな可能性を感じる経験でした。巡回展も企画中とのこと、また引き続きどうぞよろしくお願いします。(ササマユウコ記)

 

 

 

泥沼コミュニティ主催『ホーム/アンド/アウェイ』関連展示

『はしもとの空耳〜その音風景は内であり外である』(ササマユウコ×西郷タケル)

ZINE「路上観察学会分科会通信0号 橋本篇」

(編集・デザイン 鈴木健介

執筆: 鈴木健介、山内健司、ササマユウコ)

 

○路上観察学会分科会有志メンバー(西郷タケル、ササマユウコ、鈴木健介、山内健司・・五十音順)

 

4月3日関連トークイベント
なぜ都市郊外を歩くのか?」