芸術教育デザイン室CONNECT/コネクトは、東日本大震災をきっかにサウンドスケープ研究と自治体市民大学運営に携わったササマユウコを代表に、2014年相模原市立市民・大学交流センター内シェアオフィスを拠点にスタートしました。〈つなぐ・ひらく・考える〉をテーマに、プロジェクトごとに研究者×アーティストのチームを結成し、主に助成事業を展開してきました。設立当時からコロナ前まで続けた子どもゆめ基金助成事業・読書活動〈空耳図書館シリーズ〉、アートミーツケア学会青空委員会公募助成プロジェクト〈聾COkDA聴 対話の時間〉、日本音楽即興学会助成事業〈即興カフェ〉、文化庁文化芸術活動の継続支援事業〈空耳図書館のはるやすみ 映像版〉等があります。そのほか、神奈川県マグカル事業〈舞台芸術と福祉をつなぐファシリテーター養成講座〉講師&記録、新しい芸術教育の探究、アート批評や情報発信、哲学対話の場づくり、コンサート・ディレクション等に取り組んできました。
※オフィスはコロナ禍の緊急事態宣言下で度重なる閉館を余儀なくされ、2021年に東京都内に移転しました。
聾CODA聴 対話の時間
2017年、2019年アートミーツケア学会青空委員会公募プロジェクト採択事業
メンバー:
雫境(ろう者、舞踏家)
米内山陽子(CODA、舞台手話通訳者、劇作家)
ササマユウコ(聴者、サウンドスケープ実践者)
対話のテーマ《ろう者のオンガクとは何か》
ササマユウコが2011年~13年まで在籍した弘前大学大学院今田匡彦研究室の出張講座としてスタート。音楽×言葉をテーマに《サウンドスケープの哲学から思考する新しいオンガクのかたち》をテーマに思考実験やゲーム型の参加型即興音楽と対話の場を展開した。全10回。
2024年1月、即興音楽を《関係性の音楽/リレーショナル・ミュージック》と捉え直して日本音楽即興学会でワークショップ型の発表。※2023年日本音楽即興学会奨励賞。
《弘前大学今田匡彦研究室の出張講座として》
2016年即興カフェ
「花のひらく音をきく~きこえない音は存在するか?」
講師:今田匡彦(弘前大学)進行:ササマユウコ
協力:鈴木モモ(ストリングラフィ)Studio EVE
子ども対象:絵本を楽譜に見立てた新しい言葉×音楽
空耳図書館のおんがくしつ、空耳図書館のはるやすみ、空耳図書館のふゆやすみ
助成:子どもゆめ基金助成事業・読書活動(2015年~2018年)
おとな対象:本を使った哲学カフェ入門
進行役:上智大学・寺田俊郎先生ほか
コロナ禍活動:「空耳図書館コレクティブ」
上智大学グローバル・コンサーン研究所主催
ソフィア・シネマ哲学カフェ『LISTENリッスン』上映×対話協力
協力スタッフ:牧原依里、雫境、米内山陽子、ササマユウコ
サントリーホール・サマー・フェスティバル2023『ありえるかもしれないガムラン』
ミュージック・ディレクション協力
サントリーホール主催
『カプカプと新井一座に学ぶ舞台芸術と福祉をつなぐファシリテーター養成講座』講師&記録
(神奈川県マグカル事業)
センター・フィールド・カンパニー主催
新井一座:新井英夫・板坂記代子、ササマユウコ、小日山拓也
東京アートにエールを!出品作品
(4000回以上再生)
《空耳散歩 LISTEN/THINK/IMAGINE》
サウンドスケープの哲学を映像化して古いスマホ1台で撮影したササマユウコの映像作品。
後半出演:雫境 美術協力:小日山拓也
録音:アナログ式、撮影協力:今井花
※Youtube映像
空耳図書館のはるやすみ映像版
《春と修羅 序~わたくしといふ現象は》
出演:新井英夫(表現)、石橋鼓太郎(朗読)
協力:板坂記代子、小日山拓也、三宅博子
撮影・編集:ササマユウコ
〇文化庁芸術文化活動の継続支援事業(ササマユウコの音楽活動として)
〇そのほか ササマユウコ個人として執筆、公共芸術の社会共生レクチャー、ワークショップ(サウンド・エデュケーション、哲学対話)講師、学会活動等
〇路上観察学会分科会はスズキセノアーツに活動が引き継がれました。