新年早々、世界のサウンドスケープは騒々しい。人の分断は「境界」を意識した瞬間から始まったのかもしれません。
12月27日には聾CODA聴「対話の時間」を実施しました。音のある|ない世界を行ったり来たりしながら、初めは緊張君だった参加者たちが徐々に打ち解け、最後は世界を分けていたと思っていた境界線が消えていくような瞬間も生まれ、参加された方はそれぞれの気づきを言葉に残していきました。また詳細は後日レポートいたします。
ホームページ作業は「リアル」な時間との兼ね合いもあり、最近はなかなか思うように時間が取れませんが、日々の活動はFacebookがほぼリアルタイムでご覧いただけますので、興味のある方は「いいね!」でフォロー頂けると幸いです。
2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
以下はFacebookからの転載ーーーーーーーーーーーーーーー
2020年が始まりました。
2014年より有機的に進んできたコネクトの思考実験。最終的に、この窓からどのような世界が見えるのかまだ想像が尽きません。活動にも相変わらず「正解」はありませんが、過去をふりかえると「間違ってはいない」気がしてきました。2020年は6年目の節目ということで、不定期になりますが「オフィス訪問アワー」を設けます。月に1度、この時間帯は代表が必ずオフィスにおりますので、活動に興味のある方はお気軽にお訪ねください(アポなしで結構です)。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2019年度の大テーマは「考える」。今年度最後の予定は以下の通りです。募集は2月から、順次お知らせしますのでどうぞご注目ください。
①3月14日(土)18時30分
おとなの空耳図書館
『哲学カフェ入門』
@ユニコムプラザさがみはら
(相模原市立市民・大学交流センター)
テーマは「死」。老いも若きもいっしょに考えてみませんか?進行役は昨年3月のキックオフと同じ、上智大学の寺田俊郎先生(哲学)です。
②3月(日程は決まり次第告知いたします・都心開催予定)
聾CODA聴『対話の時間②』
12月27日の研究会『対話の時間』の第2弾です。音のある│ない世界を行ったり来たりしながら、聾CODA聴の対話の場をつくります。
メンバー:雫境(聾)、米内山陽子(CODA)、ササマユウコ(聴)
※アートミーツケア学会青空委員会公募2019プロジェクト
◎1月のオフィス訪問アワー
1月22日(水)12時~15時
以上、どうぞよろしくお願いいたします。
音楽家/芸術教育デザイン室CONNECT/コネクト代表
1964年東京生まれ。2011年東日本大震災を機にサウンドスケープを「耳の哲学」と捉え直し、世界のウチとソトを思考実験中。
都立国立高校、上智大学文学部教育学科(教育哲学、視聴覚教育)、弘前大学大学院今田匡彦研究室(サウンドスケープ哲学、サウンド・エデュケーション 2011~2013社会人研究生)。映画(総合職)、編集、劇場、自治体(市民大学運営)の仕事と併行して、2010年までに神楽坂BEN-TEN RecordsよりCD6作品を発表。現在もアーティスト名Yuko Sasamaとして世界各国で配信中。2014年、まちだ市民大学の経験を芸術に引き寄せたコネクト(相模原市立市民・大学交流センター内)を立ち上げ展開中。